安中由依(あんなか ゆい)
血液型:B型
● 好きな酒:ビール
(普段は発泡酒でご褒美時だけビール)
● 好きなつまみ:歯ごたえがあるもの
(砂肝、軟骨最高)
● 得意料理:ビールに合うもの
● 帰省したら必ず行く場所:サンキ、中田製作所
● 新潟の好きなところ:空気と米と人が最高
● 新潟の嫌いなところ:
とにかく寒い、雪がいっぺ降る
● 好きなブランド:ANNA SUI
(なんとなく似てるのも含め)
● 上京して良かったと思う瞬間:
出逢えなかった人やものに出逢えたこと
2013.12.21 Release
3rd. Album『START』
HYAN-de records 定価¥1,500
購入されたい方はこちらにご連絡ください。
yui.annaka@gmail.com
東京
穏やかな日射し 春の香り包まれ 迎えた旅立ちの日
片付いた部屋がやけに広く見えて 思わず吹き出してしまった
そろそろ出掛けよう 時間より早いけど遅れるよりはいいな
見上げた青空 浮かぶ小さな雲 迷子になったのかな
桜の花びら舞う通い慣れた道
忘れない思い出とあどけない笑顔の君を残して
教室の隅 並べた机と肩寄せ合って写したアルバム
ただ過ぎる時間に気づけず はしゃいでた
夕暮れ色に染まった校舎に響く鐘の音 別れの足音
見慣れたこの街に手を振って 旅立った東京
詰め過ぎたカバン 重くて持てないから少しだけ置いてこう
不意にこみ上げた不安も一緒に ほら ここに置いて出てこう
桜の咲く季節に離れたふるさと
改札の向こう側 震える唇 そっと隠した
いくつも続くトンネルの先に広がる街は迎えてくれるの
ホームで待つ列車は時刻通り 走り出す
“手紙書くから”“元気でいてね”と何度も何度も交わした約束
背中押す言葉に支えられ降り立った東京
何も知らずに飛び出したあの日 一人になって泣いてた夜でも
受話器越し伝わる優しさが嬉しくて
迷ってばかりの東京の空もどこかで君の空に続いてる
さあ 六度目の春に桜色咲く頃に 会おうね
リズム
君の目線で歩く 赤いヒール鳴らせば
ほんの少し世界が変わる
一歩先行く君が急に遠く感じて
緩めた歩幅に気づいてくれるかな
あーまた悪い癖
意味なく君を試してる
凹むのは結局 私 分かってるのに
背の高さも声もしぐさも見える世界も
君とは違ってるから 惹かれあったね
この距離がもっともっと近く なるほど二人似てくのかな
まだ 見えない未来 描いてみよう
点滅する信号 息切らし 追い付いた
慣れないヒールなんか 放り投げてしまおう
情けない気分 一人 ぐるぐる 何してるんだ
聞こえない声じゃ 君にも届かない
あー変わりゆくこと
怯えて強がり困らす
わがままな私のことを 嫌わないでね
戻らないと気づくことなく 過ごした時も
この一瞬も大切なひとつに変わる
何にだって賞味期限があるから 美味しく食べれるでしょ
ねえ 感じてこう 二人 手を繋いで
ここから始まる私の未来に
ずっと寄り添ってて いい?覚悟は出来てる?
二つの心が繋がって奏でれば同じリズムなるよう
歩んでこう
背の高さも声もしぐさも見える世界も
君とは違ってるから 惹かれあったね
この距離がもっともっと近く なるほど二人似てくのかな
まだ 見えない未来 描いてみよう
Answer
想いを一つ 伝えることもできないまま
過ごす“今”がずっと続くと 信じたことはないけれど
無理に抱き寄せ僕のものになって欲しいと
“今”を壊す勇気のない僕には出来ない
ただ君に笑っていて欲しくて
ほんとにそれでよかったから
誰かを想うその目も好きになったのに
沈む夕日と浮かぶ二つの影 いつか
君がついた「ほんとのうそ」が“現在”でも忘れられなくて
答えのわかる恋と言い聞かせた心を
強く 脆くする君だから こんなに好きだった
ただ君の隣で笑っていれたら
ほんとにそれでよかったのに
誰かを想うその目が見れなくなったから
ただ君に笑っていて欲しくて
ほんとにそれでよかったから
誰かを想うその目も好きになったのに
ただ君が隣で笑ってくれたら
ほんとはそれがよかったけど
誰かを想うその目も好きになったから
願い
待ち合わせ いつもの改札前で決まって遅れてくるあなた
メールの一つも送れないの? しかめ面 うつむき歩きだす
お気に入りのパスタを口に含んで満足そうなあなた
ご機嫌は直りましたか?ケータイ片手に生返事
そりゃ あなたが好きよ 全部分かってるつもり
願いは…
あたしはあなたの彼女です でもその前に一人の女
どこにもいかないから安心して でも当たり前と思わないで
珍しく素直に心の内を 打ち明けても気づかぬあなた
話題変えようと探している そんなあたしはばかみたいだ
絡めた腕をつたうように 色のない想い流し込む
からっぽに見えるあなたの目 そこにあたしは映らないの?
勘違いしないで ちゃんと分かってるよね?
願いは…
あたしはあなたの彼女です でもその前に一人の女
その口は何のためにあるの?まだ気持ちのひとつも言葉にしない
願いは…
あたしはあなたの彼女です でもその前に一人の女
どこにもいかないから安心して でも当たり前と思わないで
願いは…
あたしはあなたの彼女です でもその前に一人の女
あたしはあなたの彼女で どこにもいかないけれど
でもその前に一人の女
またね
「大丈夫だよ。」危なげな足取りで
ふらふら 赤い顔 支えた二の腕 重かった
顔合わせれば ビールで乾杯さ
また君の恋の話に 花咲き夜は更けてく
けらけら 切り取った笑顔は
ピンボケのレンズ越し 君のいない情景
空に向かって大きく大きく手を振ろう
どんなにあたしが小さくても君からは見えるように
遠い未来に蹴りあげたボールを 追いかけてるかな?
かっこいい言葉は 似合わないから
またね 笑顔でまた会おうね
降り積もった雪 懐かしいグランドで
約束もしてないのに あたしを呼ぶ君の声
真新しい制服で歩いた
体育館 いつの間に 二人 大人になったね
分かってるんだ 戻れないこと 溢れた涙は
止められず 見上げた空はあの日と同じ澄み切った青
「らしくないよ。」と けらけら笑う 変わらぬ君の笑顔
忘れないよ ずっとここにいるから
いつか 笑顔でまた会おうね
「腐れ縁」なんて笑いながら またビールで乾杯さ
並んだカウンター 話したいことはまだあったんだ 君に
空に向かって大きく大きく手を振ろう
どんなにあたしが小さくても君からは見えるように
遠い未来に蹴り上げたボールを 追いかけてるよね
あたしはここから また歩いてく
君の分も強く また会おうね
ふるさと
稲穂揺れる緑の風 すれ違う車はなく
窓を開けて思い切り吸い込んだ 夏の香り
自転車で駆けてく 砂利道 大きな坂
少しの街灯と蝉の鳴き声 やっぱり落ち着くんだ
言葉にすると照れくさいけど
ほんとはいつも感謝してるよ
この街で生まれ育ったこと
誇りに思ってるんだ
蛇口ひねれば溢れる 冷たくて綺麗な水
毎年真っ赤にはれる虫さされ 今年もかな?
川原に集まって暗くなるまで遊んでたね
何にもなくても それが楽しかったんだ
久しぶりに行こうよ
住み慣れた町 笑顔の思い出
鮮やかに今映るけれど
この街を出て歩き出したこと
後悔はしていないよ
言葉にすると照れくさいけど
ほんとはいつも感謝してるよ
この街で生まれ育ったこと
誇りに思ってるんだ
誇りに思ってるんだ
それでも。
元気でいるかな?君は何してるのかな?
忘れてた思い出があの歌に乗って広がる
平気でうそつく子供みたいな笑顔に
分かってても許してしまう ダメなあたし
心のずっとずっと下の方から 閉じた扉ぐっと押し開けようと
強く強くこみ上げる 君へのありがとう
まだ君に伝えたいことがあったのに
抱きしめたこの腕をそっと緩めた
辛くても苦しくても君のためなら笑えた
それでも好きだったから 好きにさせたのは君
心が離れる音があるならあの時
聞こえた気がした君は気づいていたのかな
疑うことなく続いてく未来を描いては二人笑い合ってたね
そんな君を嫌いにはなれない ありがとう
今君に会えるなら一言そう伝えよう
胸に詰まった言葉 そっと届けよう
手を伸ばせばいつでも触れられる距離にいたね
それでも消えてしまう 揺れてた二つの影
まだ君に伝えたいことがあったのに
抱きしめたこの腕をそっと緩めた
辛くても苦しくても君のためなら笑えた
それでも好きだったから 好きにさせたのは君
元気でいるかな?君は誰と笑ってる?
それでもあたしが好きだった人
あの笑顔のままで 幸せになっててね
今日も頑張った君へ
おかえり
今日も遅かったね
ううん 怒ってるわけじゃないよ
疲れた顔してるから 心配になったの
そっか そんなことあったんだ
誰だっていい気はしないよね
鞄を置いて こっちにおいで
毎日頑張ってる君
今日も一日お疲れ様
冷えたビールで一緒に乾杯しよう
君の話を聞かせてよ
明日は休みだし ゆっくりしよう